長男出産〜出産.3〜
皆さんこんにちは
ぬまふぁむのぬまこです。
まだまだ暑いですね(*´A`*)
もう少しエアコンをつけっぱなしで行こうと思います・・・。
さて、
前回までのあらすじ
ファミレスで破水してしまったぬまこ。そこから入院となるのだが、誘発剤で自然分娩を目指すことに。本陣痛がきて、準備室へと移動したぬまこ、この後の駆け抜けるようなな展開とは!?
【出産.3】
ここからの文章には生々しい表現が含まれています。ご注意下さい。
【準備室での格闘】
ぬまこは移動してからお腹の機械の数値ばかり見ていました。心拍の値が大きくなるにつれて痛みが襲ってくるのが分かったからです。
最初はいたたた程度。しかし、もう100くらいまでくると痛みが激しくて。ぬまおが手をギュッと握らせてくれて、それが痛みを和らげてくれていました。こういう時、男性はいない方がマシだったという方もたくさんいると思いますが、サポートの上手い下手ではない気がしました。何かをすると言うより、最低限の声掛けをするのがいいかと思います。話しかけすぎもNGですね・・・恐らく。
そして、徐々に痛みの時間長くなってるように感じていました。
ぬまおがお水を買ってくれていましたが、そんなのいらないとさえ思うようになっていました。
後半殆どはぬまおがずっと骨盤をさすってくれていました。(このケアはかなり有難かったです。凄く楽になれたので。)
深呼吸についての指導もありました。陣痛で深呼吸しなくなると、赤ちゃんに酸素がいかなくなってしまうからです。張ったり痛みが来たら、深呼吸すること。仰け反らないようにすること。又、横になってる方が楽で、赤ちゃんが出てくる体勢としてもいいみたいです。
深呼吸は、痛みが強くなってきた後半は鼻から吸ってふーって言いながらはきだしてました。痛みを逃すつもりで・・・。唾も沢山散ってましたがそんなの気にしてられません!いきんでもダメだから力はお尻に入っちゃうんだけども深呼吸だけは忘れずにむしろそれだけに集中することで耐えていました。それでも、休める時は思いっきり休んで時々話したり笑ったり出来てました。
陣痛の痛みで動いてお腹の機械がよく外れちゃって数回コールしてしまい、仕方ないんですよねと言われたりもしてました。
その後、2回ほど、もう少しで移るからねと声をかけに来てくれました。早くしてくれと思いながら時計を見ると誘発打ってからまだ2時間ほどしか経過していませんでした!
【そして、遂に・・・分娩室へ】
移動しますよ!
とやっと声がかかり、移動したいけど・・・移動するのキツっ!と思いながらなんとか歩いて向かったのは
内診室!?
そこで発覚したのは子宮口7センチから8センチほどの開きと頭が下りてきているということ。(これの確認の為なんですね(汗))
そして、ようやく分娩室へGO!
向かう最中にも痛みはくるので点滴を持って壁に持たれて歩き、陣痛が来たら深呼吸しながら休んで歩くを繰り返し、分娩室へ。
そこから更に分娩台へと上がりました。
ぬまおがビデオを準備しながらもお茶を少し飲ませてくれたのですが、(自然分娩ってことで少し飲みました。まだ帝王切開ありえるかもだけどとりあえずOKとのことで。)飲んだ後の陣痛で吐きそうになり、飲むのをやめることにしました。ぬまおには、とりあえず手だけ握らせてくれと要求しました。
部屋には赤ちゃんの心音が響いているので、どんなに痛くても赤ちゃんが頑張ってるんだから、ままも頑張らなきゃと深呼吸めちゃめちゃ頑張ってました。ぬまおの手を握りつぶしながら、鬼の形相で深呼吸。この時ほど深呼吸の声でかすぎと思ったことはありません。
そして、本格的になってきたところで下の方の毛を少し処理。この時ばかりは陣痛起こらないでと願ってました。(この辺りで結構グリグリ探られたりしていて、うんちちゃんが出てるんじゃない?と思いそのことを伝えましたが、出しちゃっていい。赤ちゃんが出てくるのに出なくていいものなんてないと言われ、すごく楽になりました。こういう言葉に救われるんですよね。)
【この時が来た、頑張りどころ】
そして、次の一言で少し希望が見えてきました。
次の陣痛来た時、少しいきんでもいいよ
やったーと思いながら存分にいきみました。
数回いきむと、なんだか股の間に感覚が・・・。ん!頭出てきたんじゃないか!?!
助産師さんからも頭出てきてるよーと言われ、遂に院長先生が現れました。
最終段階の準備で鼻チューブを付けてもらい鼻から酸素吸って深呼吸してとの指示。
お腹が張ってきたら鼻から一気に酸素吸っていきみながら吐く、この時めちゃめちゃ力いります。体力なくなったら力抜いて直ぐに鼻から吸うように指示されてまたいきむ。ぬまこは2回目のいきみの際の体力が1回目の半分になってました。1回の陣痛で2回いきむのはかなりしんどいです。
この時、指示されたことが2つあります。
肛門を上に向けることと、分娩台横の握りてを持っていきむことです。
足にはいきみやすくするためのボックスのようなものがあり、思いっきり蹴ってました。力入りやすいんですよ!
肛門を上に向けるのを忘れそうになりますが、体起こしながらだと上手く出来たかと。
ぬまお曰く、2、3回ほどで1度赤ちゃんの頭がにゅーっと出てきたみたいですが、ぬまこの体力が底つきた時に陣痛も治まったので休んだら引っ込んだらしいです(笑)
いきんだ後はしっかり深呼吸ゆーっくりゆっくりの深呼吸で心音聞きながら酸素をちゃんと与えます。大事です!
もう頭がそこまで来てるので、会陰切開され、先生の助けを借りながら最後のいきみ!
(会陰切開はちょきんちょきんと素早く切られ、痛みはありませんでした。)
そして、先生の助けというのは・・・。
お腹思いっきり押されます!!
う"ーーーーー
これが陣痛に続く2番目に痛かった気がします。しかし、ここで頑張らないと出てくれないから最後の力だ!お腹押されてるのやだし痛いし、これ出来なかったら赤ちゃんがーと力を振り絞りました。
にゅーーーーる
ん?出てきたっぽくない?そう思っていると先生達は移動して赤ちゃんを引っ張り始めました。(そんなに痛くなかったようなちょっと引っ張られてるくらい?)
その後、無事に出てきました。(*^^*)
へその緒を切られるとすぐ、ぬまこは赤ちゃんの産声が聞けれるかと不安になり自分のことなんかどうでも良く、とにかく赤ちゃんの第一声だけを待ちました。
数秒の時間だったけど長く感じました・・・。
う、
あれ?聞こえた????空耳???
うぎやーーーー
はっ( ;ᯅ; )ありがとうべびたんよかったー
ぬまおと2人でよかったねと言いながらぬまおは涙目でした。
【最後の分娩】
この時は正直もうどうにでもなれーの状態で体力底つきてます。胎盤はへその緒を引っ張っただけで出てきて、どぅるん。じっくり見れてないですが、内臓という印象でした。
そこから、内診のようにグリグリされて、残りの血?羊水かな?をかき出されドロドロ出てきてました。先生はあーこんなもんかーって感じだった気がします。少なかったのかな?
その後、会陰切開の所縫ってくよーとなり、
( ˙-˙ )あ、そっか、痛いのかな?と
チクッとはするけど、麻酔はするし、陣痛に比べたらそんなそんなとの院長先生の言葉で
あ、なら大丈夫って感じではーいと軽く。
これが意外と長かったです。縫われてる感覚はあるし、糸が通ってる感覚もありました。それでもさほど痛くはなかったです。
赤ちゃんは、直ぐに別室で検査などへ出かけましたが、そこにぬまおもおじゃまして見学してました。ちゃっかり録画やツーショット、最後は抱っこなんかしちゃったりして、ルンルンそうでした。
楽しそうな声が聞こえてきてて、もーこっちも頑張ったのにーと一瞬思うものの、色々悩んだり慰めてくれたり、そばにいてくれたり、さすってくれたり手を握らしてくれたり、最後にはぬまこ頑張ったね、ありがとうなんて言ってくれたりする最高のぬまおだから、許しました。いっぱい触れてこい、愛してこい、と思いながら、ぬまこは縫われてました。( ˙-˙ )
最後の分娩も終わり、家族撮影をして、出産は終わりを迎えました。
助産師さんや院長先生からは
いやーこの数時間でよく頑張った!等と言われました。
朝検診を終え、昼に破水し、夕方には出産。
時間にして、3時間19分(分娩所要時間)
びっくり、スピーディーなお産でした(*^^*)。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
これで、【出産編】は終わりです。
その後のこと、裏話などを次回から書いていきます。お楽しみに!